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『 Star-Crossed Souls 』あらすじ

更新日:6月24日



物語は、2019年の冬至に幕を開ける。

藤川 佳帆――衣装デザイナーであり、独立系出版社「星舟舎」の主宰者――は、古代シュメール人の叡智を宿すイラン系ヨガマスター、ジョーティー・カッサパから「いつか、あなたは人々を癒やす本を書くことになるでしょうと啓示を受ける。


124年振りの朔旦立春となった2021年2月3日、東寺の「星供」の翌日。

彼女は、カムリ語(ウェールズ語)を流暢に話す天才星景写真家、星野 櫂と出会う。

光と音が単に互いを消し合うのではなく、完璧に融合して「物質」を残すという、10億分の1の確率の中で、二人は物理法則に縛られた奇跡のペアとなる。


この異色の二人組は、北極星を道標に、星の海を横断する航海へと旅立つ。

人類が未だ解き明かせない暗号である、2000年の時を経た「 サトル・スクエア 」の謎を解読するため、彼らは言語学と量子物理学を武器に、ストーンヘンジから大ピラミッドに至る古代遺跡を巡る壮大な旅に出る。


なぜ彼女たちは、交錯するタイムラインを越えて、磁気共鳴によって結ばれているのか?

その答えは20億年前にある。最初の人型生命体が誕生した揺りかご、リラ星は、天の川銀河で起きた宇宙戦争に巻き込まれた。それはオリオン、シリウス、アンドロメダ、そしてリラが絡み合う四つ巴の戦いであった。

「 原初の傷 」のカルマを癒すため、自らの惑星を次元のベールの彼方に封印した記憶を秘めたリラの巫女たちは、2026年に再会することを固く誓い、地球上で幾度となく転生を繰り返しながら、宇宙の旅を続けてきた。


彼らの使命は、世界を癒し、地磁気を調律しうる失われた「 天球の音楽 の発声法と調律法 」を探し出し、リラの12人の巫女が集結した時にのみ開かれると言われる「 天地開闢の鍵 」を見つけること。

実は、佳帆こそ『 リラ星のアーキビスト(記録保管者)、Aureilia 』である。彼女は、故郷の封印を主導し、リラの記録のすべてを「 魂の真名 」の中に隠された暗号へと編み込んだ。

旅が進むにつれ、彼女は徐々に、自身の過去世の記憶を取り戻していく…。




Star-Crossed Souls ( SCS ) 』は、すべての魂の「 原始の傷 」の根治と調律を目的に、「 地球の銀河時計のハザードマップ 」にして、天災が続く時代に人類が生き残るための術を描く、究極の「 子孫繁栄の祈りの書 」。

そのために私は20億年の記憶を保持し、リラ巫女が2026年に集っている…。



 1. 【 銀河時計のハザードマップ 】 破壊の周期の可視化

SCSは、単なるSci-fi神話ではない。

姶良カルデラ・鬼界カルデラのなどの巨大噴火が起きるサイクルとメカニズムを突き止め、地球の歳差運動がもたらす気候変動を基に、人類へ警鐘を鳴らすハザードマップである。

古代のアーキビスト達が14000年前にトルコのギョベクリ・テペの石柱に刻み込んだ「星の警告」を、現代の物理学と天文学のエビデンスを用いてデジタルリマスターし、「 いつ、地球規模の局所破壊が訪れるのか 」を全人類に提示する。


 2. 【 人類が生き残るための術 】 宇宙物理学による防衛線

リラの叡智を保持してきた「 12人のリラ巫女 」が集うことで、そのハザードを「 どう乗り越えるか 」という超・実学的な術が描かれる。空海が四国に張り巡らせ、阪神大震災の野島断層による壊滅を防いだ結界。出雲神族が伝えた翡翠の勾玉を使った製鉄法。日蓮が予言した相模トラフの300年~400年の地震周期と音による調律。

そして、エジプトやインダス文明が滅び、アトランティスが沈んだ原因と周期を解明する。

リラ巫女が奏でる「 天球の音楽 」による地球の調律。これらはすべて、天体からの強烈なエネルギーを「 ダブルトーラス(渦)」に変換し、地球を護るための具体的な「 防災シールドの構築マニュアル 」である。


3. 【 究極の子孫繁栄の祈りの書 】 原始の傷の根幹治療

宇宙大戦の本当の原因は、光と闇の戦いなどではなかった。オリオン・シリウス・アンドロメダ・リラのそれぞれの星が抱えた4つの「 原始の傷 」のアーキタイプについて解説し、再定義する。

SCSは、人々が抱える最も深いトラウマを癒やし、かつて激しく争い合い、傷付け合った魂達の交差点である地球で、同じ周波数=言葉を掛け合い、「安心してこの星で子どもを産み、育て、愛し合うための究極の祈りの書」である。




■ 登場人物


【 第一楽章 】


  • 藤川 佳帆( Kaho Fujikawa )Threads解説

    衣装デザイナー。独立系出版社「 星舟舎( Seishusha ) 」社長。筝曲名取で歴史オタク。京都在住、トルコ人来孫。実は「 リラ星の書記官 Aureilia ( オウレイリア ) 」の記憶を持つ、Fの音を司る水の巫女。


  • 星野 櫂( Kai Hoshino )Threads解説

    天才星景写真家。岩石フェチ。ウェールズ人ハーフで、カムリ語(ウェールズ語)を操る。江の島出身、新潟育ち。



  • ジョーティー・カッサパ(Jyoti Kassapa)Threads解説

    シュメールの血を引くイラン系ヨガマスター。2004年、そして2012年の「金星の太陽面通過(ヴィーナス・トランジット)」の光を網膜に焼き付けたことで、松果体が完全に活性化。以来、物質的な食物を一切摂らず、太陽光と大気中の微細エネルギー「プラーナ」のみで肉体を維持する『不食(リキッディアン)』の聖者として知られる。



―――





▼ N E X T E P I S O D E





  

── Aureilia, the Archivist of Lyra.


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